クレジットカードで支払いが難しくなったら弁護士に相談すると解決可能

弁護士11

クレジットカードは、買い物などに便利なのでつい使い過ぎて自分の支払い能力以上の金額を使ってしまうこともあります。しかしクレジットカードを滞納して支払いが出来ない状態になった場合でも、弁護士に相談することで問題を解決することが可能です。

なのでここでは、弁護士に相談する時に知っておきたいことを分かりやすく紹介します。

関連記事:法律や税金の問題は弁護士や税務署に相談!プロのアドバイスが役立つシーンをご紹介

まずはクレジットカード会社に相談

クレジットカードで滞納してしまった場合、弁護士に相談したほうがいいのではないかと考える人もいるかもしれません。しかし実は、1回の滞納であれば、クレジットカード会社もそこまで厳しい対応を迫ることはありません。

その場合は、いつまでに支払いが可能なのかということをクレジットカード会社へ連絡すればそれで済むことが多いと言えるでしょう。そして連絡した後は、クレジットカード会社が指定した銀行口座への振り込みや、再引き落とし日に自分の銀行口座から自動的に引き落とされるなどの方法によって支払いを行います。

ただし原則として滞納は厳禁なので、出来るだけ避けたほうがよいということは言うまでもありません。また滞納する前であれば、支払い方法をリボ払いや分割払いに変更することも可能なので、そのことにより1度に支払う金額を減らすことが出来ます。

例えば、支払日までに5万円支払わなければならないとき、毎月1万円程度のリボ払いや分割払いにするといったことが出来るということです。そのため、急な出費でお金が足りなくなったときなどに便利な方法だと言えるでしょう。

しかしリボ払いなどに支払い方法を変更出来るのは、2~6営業日前までなので、注意する必要があります。そして変更手続きが可能な期間はクレジットカード会社などによっても変わってくるため、あらかじめ確認が必要でしょう。

いずれにしても、支払いが無理だと分かった時点で早めに対処することをお勧めします。

リボ払いやキャッシングで滞納した場合は注意が必要

クレジットカードというと、買い物に便利なショッピングの機能がよく知られていますが、他にもリボ払いやキャッシングの機能もあります。そしてショッピングの機能で使ったお金の返済が難しいときは、リボ払いやキャッシングの機能をつい使ってしまうという場合も少なくありません。

それにクレジットカードさえ持っていれば、リボ払いは特に審査がありませんし、キャッシングも審査が通りやすいため、利用しやすくなっています。しかしショッピングの支払いが難しい時に、さらに借金をすると、毎月返済しなければならない額も当然増えてしまうでしょう。

そのため、こうしたリボ払いやキャッシングを利用している状態で滞納をしてしまうと、自力での返済はかなり困難になっていると考えられるため、危険な状態だと認識する必要があります。

どうしても支払いが困難な場合は弁護士に相談して任意整理を行う

弁護士15

先ほど紹介した、リボ払いやキャッシングを利用している状態で支払いが出来ないという場合は、弁護士に債務整理の相談を行うことで問題を解決することが可能です。債務整理というのは、借金を減額や、支払いに余裕を持たせることが出来る手続きのことであり、いくつか種類があるのですが、よく利用されているものとして任意整理と呼ばれるものがあります。

任意整理では、引き直し計算による借金の減額や将来利息のカット、そして3~5年に渡る分割払いなどが可能になります。引き直し計算というのは、現在の法定利息に合わせて利息を再計算することであり、そのことによって過払い金の有無などを確かめることが可能です。

場合によっては、引き直し計算をしても借金の減額が出来ないケースもありますが、将来利息をカットすることが出来れば、返済額をかなり減らすことが出来ます。そして返済期限も3~5年間と余裕を持たせることが出来るため、毎月の返済額も無理のない金額に減らすことが可能になると言えるでしょう。

さらに弁護士が介入することによって、クレジットカード会社からの催促も一時的に停止されるため、精神的にも楽になるということが言えます。また任意整理は、1社のクレジットカード会社だけでなく、複数のクレジットカード会社や消費者金融で作った借金の整理を行うことも可能なので、借金問題を一度に解決することが可能です。

関連記事:こんな時はすぐに相談しよう!弁護士への相談内容ランキング10選

任意整理のデメリット

弁護士に依頼して任意整理などを行うと、クレジットカードの借金問題を解決することが可能ですが、一方でデメリットも存在します。それは、金融機関のブラックリストに載ってしまうということです。ブラックリストとは、金融機関でお金を借りた人が滞納などを行うと、事故情報として信用情報機関に登録されることを意味するものです。

そしてブラックリストに載ってしまうと、5年程度は金融機関でお金を借りられなくなったり、クレジットカードを利用出来なくなったりするという状態になります。しかし、2カ月以上クレジットカードの支払いを滞納したケースでもブラックリストに載ると言われているため、どちらにしても避けられないことだと言えます。

そのため、同じブラックリストに載るのであれば、任意整理をして借金の返済を楽にしたほうがよいとも言えるでしょう。

クレジットカードで滞納をし続けるとどうなるのか

クレジットカードの支払いを滞納すると、当然のことながら電話などによって支払いの催促が行われます。そして催促があったにもかかわらず、2カ月以上支払いをせずに放置しておくと、一括請求がなされたりブラックリストに載せられたりすることが予想されるでしょう。

このような状態になった場合、何らかの方法で一括返済出来ればよいのですが、多くの場合、お金を返すあてが無い状態に陥るケースがほとんどだと考えられます。それに、既にブラックリストに載っている状態だと、他の金融機関からお金を借りることも出来ないでしょう。

さらにクレジットカード会社からの督促状をずっと無視し続けていると、今度は裁判所からの督促状が届くことになり、もっと厄介な事態になります。裁判所の督促状には法的な強制力があるため、それを無視し続けると銀行口座や給料を強制執行によって差し押さえられてしまうでしょう。

そして差し押さえが決まった後は、いくら弁護士に相談してもそれを止めることは出来なくなってしまうのです。そのため、そうした最悪の事態になる前に弁護士に相談をして、任意整理などの適切な対応を取ることがとても重要になるのです。

関連記事:弁護士相談の断り方は?一度予約した相談を断る方法